日田彦山線BRT、開業時には25駅を増設
日田彦山線BRT(BRTひこぼしライン)は、2023年夏に開業する予定です。
この日田彦山線BRTですが、駅が増えます。鉄道の駅をつくるのは難しくても、バスの停留所なら簡単にできます。この特徴を活かして、学校や病院に近いところにBRTの駅を設けて、使いやすい交通機関にします。
それでは、どれくらい増えるのでしょうか? 現在、添田-日田間には両端や久大線の駅(添田、夜明、光岡、日田)を含めて、12の駅があります。ところが、BRTが開業すると37にまで増えます。現状の代行バスでもバス停が増えていますが、さらに増えるのです。専用道区間の彦山-宝珠山間を除くと、大体今の鉄道駅の間に3つぐらいの駅が増えます。なお、BRT化に伴って増える駅のうち、光岡-日田間の林工西口、昭和学園前、日田市役所前の3つについては、朝夕の一部のみ停まります。鉄道があっても駅がなければ意味がありません。バス停をきめ細かくつくり、利用しやすくなることが大切なのです。
なお、ダイヤ、所要時間、運賃、車両についてはまだ決まっていません。決まり次第、発表されます。
(追記)
筑前岩屋-大行司間にできる予定だった棚田親水公園ですが、地元の東峰村から設置中止の申し出があり、駅はつくられないことになりました。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2022/06/30/220630_BRThikoboshiline_37eki_1.pdf、https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/info/list/__icsFiles/afieldfile/2023/02/09/230209_BRT_hikoboshi_oshirase.pdf)
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Comments
代行バスよりも便利になれば良いと思います。
現在走るバスは「代行バス」という性質上、車内での両替ができなかったり、途中停留所からの料金体系が不自然等いろいろな問題があります。
BRTには地元住民の通勤・通学・旅行に使ってもらえる事、他の地域からの旅行客に使ってもらうために他線区との乗り換えが便利であることが望まれます。
沿線自治体の皆さんも積極的にバックアップしてほしいです。添田町や日田市は盛り上げが足りないと思います。それなりに予算を計上、人材を投入しても良いと思います。
BRTでもJR九州のネットワークに残れたのです。沿線のみなさんはその価値に早く気づいてほしいです。
Posted by: ゆめ | 2022.07.12 07:28 PM
ゆめさん、こんばんは。
* 代行バスよりも便利になれば良いと思います。
まさにその通りです。公共交通機関は使われてこそ意味があるのです。鉄道を人の金で維持させることが優先事項ではないのです。
今回明らかになった駅の大幅な増加は、BRTが使いやすくなる効果があると思われます。
Posted by: たべちゃん | 2022.07.12 11:03 PM