国交省、新幹線に貨物線用車両導入を検討か?
トラックドライバー不足が問題となって久しいです。これを解決する方法のひとつとして、貨物列車を走らせるという方法があります。貨物列車なら少ない人数で多くの貨物を走らせることができるからです。トラックに比べて鉄道は二酸化炭素の排出量が少なく、環境面でも優れています。
ただ、今の在来線の貨物列車は、荷主の期待に応えられるものではありません。そこで実用化することが期待されているのが、新幹線の貨物列車です。28日に開かれた有識者会議でも取り上げられました。
新幹線でも少量の荷物を運ぶ例はありますが、本格的に貨物を運ぶなら、専用の車両が必要です。2022年度中に国、JR貨物、JR旅客鉄道会社などで検討を進めます。貨物列車を新幹線から在来線に積み替えるための専用ターミナルを設けるのか、旅客ダイヤに支障がないかなどの課題があります。また、専用車両だけで走らせるのか、それとも今のように客車と一緒に走らせるのかもこれから決めます。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/ae3a177e9118c41253f03f5de89f619def2ccbea)
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Comments
新幹線の貨物専用車両は今後は必要になると思います。
まだ先の話ですが、全国に新幹線が通っているわけではありませんので荷物の移乗(貨物新幹線⇔在来線貨物⇔トラック・トレーラ)がいかにスムーズに行えるかが大切になってくるでしょう。
あと、災害時ですが国交省は貨物の通る幹線に関しては積極的に復旧費用・改良費用を出してほしいし、バイパス輸送についてもJRに任せきりではなくもう少し介入をしてほしいです。
物流は国家の大切な動脈です。国交省には現在・将来の国の物流の形を常に考えて予算を取ってほしいし、政治の世界ともきちんと向き合う姿勢がこれからは必要かと思います。
Posted by: ゆめ | 2022.08.06 07:42 AM
ゆめ さん、こんばんは。
* まだ先の話ですが、全国に新幹線が通っているわけではありませんので
新幹線でどこまで運ぶかは分かりませんが、在来線やトラックとの積み替え設備は必要となります。
* あと、災害時ですが国交省は貨物の通る幹線に関しては
利用者の少ないローカル線の維持は地元に任せればいいですが(地元が負担をしたくなかったら廃止になってもやむを得ません)、それなりに需要があったり、特急や貨物列車が走っていたりするような路線は維持できるように、国が何らかのかたちで補助することが求められます。競争力を増すような積極的な投資ならなお好ましいです。
Posted by: たべちゃん | 2022.08.06 09:46 PM