東武、新卒初任給などを引き上げ
日本経済が低迷している原因はいろいろありますが、給料が上がらないというのもそのひとつと言えます。給料が上がらないのでできるだけ節約しようとします。個々人としては正しい行動ですが、全体としてみた場合は、国内の消費が少なくなり、経済はさらに冷え込みます。給料を上げることはさらに難しくなります。
この悪循環を防ぐためには、誰かがきっかけをつくらないといけません。そしてそのきっかけになるかもしれない動きが、東武及び東武グループにあります。東武及び、東武の鉄道事業にかかる業務を受託する機能別会社4社(東武ステーションサービス、東武エンジニアリング、東武インターテック、東武シェアードサービス)は、新卒初任給等を引き上げます。
新卒初任給は2022年度と2023年度の2回に分けて引き上げます。2022年度は4月1日に遡って引き上げます。2021年度の東武鉄道(ポテンシャル採用(大卒総合職))と機能別会社(高卒)の新卒初任給はそれぞれ218500円、181500円でしたが、2023年度にはそれぞれ230000円、200000円にします。高卒の場合、約10%の賃上げです。新卒初任給以外でも、若年層については基本給を引き上げます。定期昇給相当と合わせて、2022年度、2023年度の2年で約1割、基本給を引き上げます。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20220620120257vJ2Wej8NeWXFHaviMlqO1A.pdf、https://www.tobu.co.jp/recruit/)
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