月曜日の「36ぷらす3」は肥前浜経由で佐世保へ
JR九州の787系改造の観光列車、「36ぷらす3」は月曜日に長崎に行きますが、西九州新幹線開業後は行くことができなくなります。長崎線自体はJRのまま残りますが、非電化になってしまうので、行きたくても行けないのです。そこでJR九州は西九州新幹線開業後、月曜日のルートを変更することにしました。新しい行先は佐世保です。
それでは、新しい月曜日のルートについて説明しましょう。行きは博多を11:22に出ます。出発後、西九州の食材をふんだんに使ったランチを楽しみます。佐賀に停まった後、長崎線に入り、電化が維持されている肥前浜まで行きます。肥前浜でのおもてなしは好評なようで、新幹線が開業しても寄り続けるのです。約50分間、まちなみ散策をしたり、日本酒飲み比べの体験をしたりすることができます。その後、江北(現:肥前山口)まで折り返して、佐世保線に入ります。武雄温泉では西九州新幹線に乗り換えることもできます。その後、次の停車駅の上有田までの間で、西九州のすべてを詰め込んだ「車内体験メニュー」を行います。山間に囲まれた、風情ある木造駅舎がある上有田には、15分ほど停まります。駅構内にあるカフェを楽しむこともできます。その後、早岐に停まり、佐世保には16:13に着きます。帰りは一直線に博多に戻ります。5、6号車のみ発売し、1~3号車の個室は発売しません。お食事付きプランはなく、ビュッフェのみ営業します。佐世保17:31発博多20:06着で、途中、早岐、有田、武雄温泉、江北、佐賀、新鳥栖、鳥栖にも停まります。値段は、行きのみあるランチプラン(個室)は乗車区間にかかわらず18300円(3号車の個室を1人で利用するときは10500円増)、行き、帰りともにあるグリーン席プランは博多-佐世保間7270円です(グリーン席プランは区間料金あり)。
なお、現在の長崎へのルートは9月19日までで、9月26日は報道向けの試運転を行います。新しいルートで走るのは、10月3日ということになります。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2022/06/30/220630_36plus3_getsuyouroute.pdf)
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