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引退したはずの新潟のE127系が復活

 新潟地区のE127系は、北陸新幹線開業に伴う並行在来線分離で、大半がえちごトキめき鉄道に行きました。残った一部のE127系は新潟地区で走っていましたが、この3月のダイヤ改正で引退しました。ところがこの引退したはずのE127系ですが、6月末から上越線で走っています。

 なぜでしょうか? 実は6月27日に落雷があり、新型車両のE129系の車両の一部が使えなくなりました。電気系統の一部に不具合が生じたのです。これだと列車の本数を減らさないとやっていけないので、引退したE127系を引っ張り出して、使っているのです。

 引退した車両を再び使うのは珍しいですが、E127系も、そんなに古い車両ではありません。1995年にデビューした車両なので、このまま廃車にするのはもったいないとも言えます。ダイヤ改正から3か月あまり過ぎているのですから、もし不要ならば、解体されていてもおかしくありません。どこかほかの路線で使うために改造されるのを待っていたのでしょうか?
(参考:朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASQ6Y4G3DQ6YUTIL00Q.html)

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