東海道新幹線、繁忙期は値上げか?
東海道新幹線の指定席特急料金は乗車する日によって、3段階に分かれています。通常期、閑散期、繁忙期の3段階です。安い閑散期と高い繁忙期とでは、400円の差があります。
その東海道新幹線を運営するJR東海は、ゴールデンウィークや年末年始など利用が集中する期間を分散させることを目的として、指定席特急料金の幅を広げる考えを明らかにしました。JR東日本などのように、ピーク時にさらに高い料金を設定するのでしょうか? もっとも、その東日本でも安い閑散期と一番高い最繁忙期との差は600円です。何千円も差があるならともかく、たったの600円ならピーク時を避けて利用しようとする人はあまりいないと思われます。乗車日によって指定席特急料金を微妙に変えるのではなく、正規の運賃や料金を値上げする代わりに、閑散期にインターネットで買う人に対して、格安の切符を用意したほうが良いと思います。
さて、話は変わりまして、ローカル線の輸送密度について。JR東海で2019年度の輸送密度が2000人未満なのは、名松線、飯田線、紀勢線、参宮線の4路線です。このうち、1000人未満なのは、名松線だけです。JR東海の場合は輸送密度が路線単位でしか明らかになっていないため、全区間で輸送密度が低いのか、一部の区間だけが低いのかはわかりません。そこがわからないと正確な判断ができないのですが、JR東海は新幹線で儲かっているからでしょうか、現時点では協議会の設置を求めることはしないとのことです。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/c49c77726c91fdf4aff128f02c4bd561320341ea、朝日新聞8月5日朝刊 中部14版)
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