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相鉄・東急直通線の加算運賃

 2023年3月に開業する、相鉄・東急直通線。2019年11月に開業した相鉄・JR直通線と同じように、加算運賃が設定されることになりました。

 加算運賃が設定されるのは、東急新横浜線新綱島-新横浜間と、相鉄新横浜線新横浜-羽沢横浜国大間。東急は70円、相鉄は40円が加算されます。通勤定期券、通学定期券も加算されます。相鉄新横浜線羽沢横浜国大-西谷間ではすでに30円の加算運賃が課されていますので、加算運賃は合計140円ということになります。ICカードを使ったときの運賃は、東急の渋谷-新横浜間が358円(2023年3月の値上げ後の金額です)、相鉄の新横浜-海老名間が384円です。

 また、相鉄・東急直通線の開業に伴い、東急、相鉄それぞれに特例ができることになりました。まず東急から説明します。東急新横浜線日吉-新綱島間は新規開業路線ではありますが、加算運賃の設定がありません。新綱島は既存の東急東横線の綱島とほぼ同じ場所にあるからです。わずかな距離の差で運賃が変わらないように、東横線、目黒線方面の運賃は綱島も新綱島も同額とします。また、日吉-綱島間を含む定期券を持っている人は新綱島でも追加料金なしでの乗り降りが可能になり、日吉-新綱島間を含む定期券を持っている人は綱島でも追加料金なしでの乗り降りが可能になります。

 相鉄は、IC通勤定期券の券面表示区間に相鉄新横浜線新横浜-西谷間を含む場合、追加料金なしで横浜での乗り降りが可能になります(横浜-西谷間の途中駅での下車は追加料金が必要です)。平日に相鉄新横浜線経由で通勤している人が、休日に横浜に買い物に出かけるときに使えます。なお、このサービスは、IC通学定期券の場合及び磁気定期券の場合、対象外となります。
(参考:東急ホームページ https://www.tokyu.co.jp/image/news/pdf/20200809-1.pdf、相鉄ホームページ https://cdn.sotetsu.co.jp/media/2022/pressrelease/pdf/r22-120-cup.pdf、https://cdn.sotetsu.co.jp/media/2022/train/fare/kasan_2022.pdf)

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