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佐世保線、特急のダイヤ見直し

 9月23日の西九州新幹線の開業に伴い、佐世保線のダイヤも変わります。線路の改良や885系の導入で、最速の「みどり」は9分の短縮となりましたが、全体としては高速化の効果はありませんでした。平均所要時間で見ると、武雄温泉-佐世保間の所要時間は今よりも延びます。約2分増加します。武雄温泉-佐世保間では約6割の便で所要時間が増えます。博多-佐世保間で見ても昼間の所要時間の短縮度合が小さく、長崎県や佐世保市は不満です。

 そこでJR九州は、ダイヤ改正前にダイヤを見直すことにしました。上下32本の特急列車のうち、5本について所要時間を1分短縮します。もっとも、5本の所要時間を見直しても、武雄温泉-佐世保間の平均所要時間は増加したままです。今回の見直し自体は地元も一定の評価を与えていますが、完璧なものではないので、地元としてはJR九州に更なる改善を求めています。

(追記)
 このように武雄温泉-佐世保間の平均所要時間が延びたのは、最速の便の所要時間短縮を優先させた結果だそうです。
(参考:長崎新聞ホームページ https://nordot.app/930268688170434560、https://nordot.app/921216828109324288?c=174761113988793844)

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