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「WEST EXPRESS 銀河」、昼行出発時間を繰り上げ

 以前にも書きましたが、「WEST EXPRESS 銀河」は2022年も南紀に向けて走ります。2021年に続いてのことで、10月から2023年3月までの間に夜行(新宮行き)、昼行(京都行き)36本ずつ走ります。

 2021年と変わっているところもあります。まず、昼行の出発時間を約2時間早めて、新宮9:50発としました。新たに停車駅として紀伊田辺を追加し(15:01着、15:25発)、新宮から串本までは日によってダイヤが異なります。10月から12月までの水曜日と1月から3月までの日曜日は、太地と串本での停車時間を長く取り、それぞれ19分、24分停車します。紀伊勝浦と古座の停車時間はそれぞれ5分、4分です。逆に10月から12月までの日曜日と1月から3月までの水曜日は、紀伊勝浦と古座での停車時間を長く取り、それぞれ25分、24分停車します。太地と串本の停車時間はそれぞれ2分、2分です。周参見では1時間15分停まるので、追加料金を払えばこの間にすさみ温泉に日帰り入浴することができます。このようにいろいろなイベントを楽しんだ後でも、2021年に比べて新大阪や京都には約1時間半早く到着することになるので、当日中に新幹線等で博多、東京、金沢まで帰ることができます(2021年は広島、名古屋までしか帰ることができませんでした)。

 また、車両の向きを変えることにより海側の座席を増やしました。2021年は定員を約半分の54人に抑えていましたが、2022年は本来の定員に戻したこともあり(夜行85人、昼行101人)、夜行の場合は24席から61席に、昼行の場合は30席から71席に増えます。夜行で提供している和歌山ラーメンはテイクアウトできるようになり、夜行列車みたいに駅のホームで食べることもできます。また、橋杭岩からの日の出を鑑賞することができるよう、季節によって時間を調整します。ダイヤ上は串本6:04着、8:00発と固定されているので、その停車時間内で鑑賞時間を調整するのでしょうか?
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220817_03_01_gingakinan.pdf、産経新聞ホームページ https://www.sankei.com/article/20220824-STNGCAZZCFLUFCSDPH6U6QERLE/)

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