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函館や旭川でも「Kitaca」

 札幌近郊でしか使えなかったJR北海道のICカード「Kitaca」ですが、利用できるエリアが拡大されることになりました。

 2024年春に拡大されるのは、函館エリアと旭川エリアの合わせて20駅。函館エリアは函館線函館-新函館北斗間の6駅です。これまで北海道に新幹線で来ても、新函館北斗から先の在来線では交通系ICカードは使えませんでした。北海道新幹線開業時からの課題が解決されることになります。函館線函館-新函館北斗間も北海道新幹線全線開業によりJRから分離されますが、この区間は第三セクターとしては残るようなので、数年で無駄になるということはありません。

 旭川エリアも函館線です。峰延-旭川間の14駅です。峰延は岩見沢の隣の駅なので、札幌近郊の現行のエリアとつながり、札幌-旭川間も「Kitaca」で乗ることができるのです。普通列車よりも特急のほうが多い区間ですが、短距離の移動や特急が走っていないときの隙間の移動では使えるでしょう。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/220914_KO_Kitaca.pdf)

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Comments

函館地区に関しては経営を引き継いだ第3セクターがカードを維持できるのか気になるところです。

また、函館地区に関しては(ICAS)nimocaでも良かったかもしれません。

カード導入が利用者確保につながるのか注目したいところです。

Posted by: 奏(KANADE) | 2022.09.30 03:07 AM

 奏(KANADE)さん、こんばんは。

* 函館地区に関しては経営を引き継いだ

 函館-新函館北斗間は鉄道として残るべき区間ですので、交通系ICカードの導入は妥当なところでしょう。また、現在はJR北海道が運営しているので、「Kitaca」以外は考えられなかったのでしょう。

Posted by: たべちゃん | 2022.09.30 10:37 PM

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