水筒を持ってくれば水がもらえる
私は出かけるときには水筒を持っていきますが、人によっては喉が渇いたらその都度自販機などでペットボトルを買う人もいるでしょう。ペットボトルもきちんと処理すれば資源になりますが、ゴミ箱に捨ててあるいはそのままポイ捨てして終わってしまうということも多々あります。
そこで西宮、尼崎、豊中、吹田の4市とウォータースタンド社(本社:さいたま市)は、9月13日から11月11日の間、阪急の駅構内にマイボトル専用の無料給水器を置いています。マイボトルを持ってきた人は無料で水を汲むことができます。鉄道駅構内においてマイボトル用給水器を設置するのは初めてのことです。給水器が置かれているのは、西宮北口、園田、岡町、北千里の4駅。園田は6時から21時まで、そのほかの3駅は始発から最終まで使えます。
この無料給水器設置は、実証実験として行います。駅利用者に給水器がどれくらい利用されているのか検証し、駅に給水器を置くことに関する課題の抽出を行います。また、給水量から、ペットボトルの削減効果及び二酸化炭素の削減効果を推計します。それにしても、かつてはよく見かけた駅の水飲み場が今風に復活するのは面白いとも言えます。
(追記)
2022年秋に試験設置されていたマイボトル専用給水器が好評だったため、2023年4月以降、西宮北口など試験設置されていた4駅に順次設置することにしました。ほかの主要駅への設置も検討していくとのことです。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/b1725b9cf3755e43178b5c1721bcb40ce6824039、阪急阪神ホールディングスホームページ https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/b3319a3272f360af9129a6a411d2b07f9d9f5ee9.pdf)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 芸備線等の輸送密度が上がる(2023.09.30)
- 西武の「サステナ車両」は東急と小田急の車両(2023.09.27)
「阪急」カテゴリの記事
- 阪急から南海、JRに乗り入れるのは急行(2023.08.17)
- 南海、新大阪へは阪急にも乗り入れ(2023.08.02)
- 大阪を走る休日のみ1日2本のバスと「京とれいん」に乗る(2)(2023.01.13)
- 大阪を走る休日のみ1日2本のバスと「京とれいん」に乗る(0)(2023.01.11)
- 阪急、うめきた-十三-新大阪間の路線を2031年に開業へ(2022.12.29)
Comments