留萌線代替バスは町営バス
留萌線の石狩沼田-留萌間ですが、JR北海道は9日、国交相に鉄道事業廃止届出書を提出しました。届出書上は2023年9月30日を廃止予定日としていますが、実際には以前にも記事にしたとおり、2023年4月1日廃止(最終運行は前日の2023年3月31日まで)に繰り上げる予定です。ちなみに、残る深川-石狩沼田間も2026年3月末で廃止されます。
それでは、2023年4月以降はどうなるのでしょうか? 沼田町は、町内で廃止になる2駅(真布、恵比島)のために、石狩沼田でJRに接続する新たなバス路線をつくります。通学の高校生向けに朝2便、夕方1便を運行します。石狩沼田と恵比島との間には町営バスが1日5往復していますが(休日や学校休校日は4往復)、真布は通りません。それをカバーするためにバスを走らせるのでしょう。
留萌方面に関しては、沿岸バス留萌旭川線が走っているため、基本的にそちらに任せます。ただ、旭川から深川を経由して留萌に行くこの留萌旭川線は、沼田町は通りません(秩父別町は通ります)。そのため、乗合タクシーで沿岸バスに接続させる措置をとります。なお、この沿岸バス、10月1日にダイヤ改正を行い、利用者減少を理由に留萌旭川線の本数を8往復から5往復に減らします。バスもかなり厳しいのです。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/220909_KO_rumoihaisi.pdf、沿岸バスホームページ www.engan-bus.co.jp/02_omnibus/01_routebus/56_asahikawa/index_20221001.html、沼田町ホームページ https://www.town.numata.hokkaido.jp/section/kensetu/h0opp2000000448w-att/h0opp200000044ei.pdf、Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/d493da28c8f3c188e61b5e8a8a48dc8d795be613)
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