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神戸空港に国際線乗り入れか?

 関西には関空、伊丹、神戸の3つの空港があります。歴史的経緯もあり、このうち国際線が飛ぶのは関空のみです。ところが、2030年ごろに、神戸からの国際線ができるのです(それより前の2025年の万博時には、神戸に国際チャーター便が飛びます)。1日最大40便飛ぶようです。

 どういうことでしょうか? 関西の3空港を運営する関西エアポートによれば、東南アジア等からのインバウンド需要によって、2025年度の関空の発着回数は2019年度に比べて約2割増の24.3万回、2030年度は2019年度に比べて約5割増の29.7万回に増えると試算しています。将来的には関空だけでは賄えなくなるとして、神戸に国際線を乗り入れさせることにしたのです。当然ながらそれまでに神戸に出入国管理や検疫、税関などの施設を設けます。

 先ほども書きましたように、関西の3空港は関西エアポート1社が運営しています。極端な話、どこの空港で稼いでも良く、キャパに余裕のある神戸で対応することにしたのでしょう。ただ、関係者の目論見通り、需要は増えるのでしょうか? 元々は関空に第3ターミナルをつくって需要をさばく予定でした。それを止めたのに、神戸に回さざるを得ないほど、利用者が増えるのでしょうか?
(参考:ニュースイッチホームページ https://newswitch.jp/p/33915、NHKホームページ https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20220920/2020019654.html)

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