多摩都市モノレール、上北台-箱根ヶ崎間のルートと駅位置を公表
多摩都市モノレールには、上北台から箱根ヶ崎に延伸する構想があります。上北台-箱根ヶ崎間は約7キロですが、大まかなルートや駅の位置が公表されました。
モノレールは、上北台を出てすぐ左に曲がり、新青梅街道沿いに走ります。東大和市内に1駅ができ、これまで鉄道のなかった武蔵村山市内に4駅ができます。箱根ヶ崎のある瑞穂町内には2駅ができます。そのうちの1つが終点の箱根ヶ崎です。つまり途中にできるのは6駅で、平均して1キロ程度の間隔で駅ができるのです。駅は島式ホームの予定だそうです。島式ホームならエレベータなどの設備も1基で済みます。
運賃に関しては、通常の運賃に加えて、新線加算運賃もかかるようです。また、この延伸区間は都バスの最長路線である梅70系統とほぼ並行して走っていますが、都バスは旧道の青梅街道を走っていることもあり、モノレールが延伸しても廃止される予定はないようです。
ちなみに、モノレール建設の前提となる新青梅街道の拡幅は、2028年度までに行う予定となっています。それからモノレールをつくることになります。2030年代半ばの開業を目指します。途中に渡り線はないため部分開業はせず、一気に箱根ヶ崎までつくるようです。
(参考:タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/tamatoshienshinroute/、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/123074、NHKホームページ https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221208/k10013917241000.html)
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