阪神、平日昼間の快速急行を30分間隔に
阪神も12月17日にダイヤ改正を行います。
近鉄のところでも触れましたが、平日夕方以降、神戸三宮-奈良間の快速急行を8両編成で運行します。尼崎での連結や解放がないため、大阪難波-神戸三宮間の所要時間が平均3~4分短縮されます。このため快速急行の停車駅も変わり、平日の昼間以降及び休日の全時間帯において、武庫川と今津に停車します。芦屋の快速急行停車は平日朝のみです(今は快速急行の停車駅は平日朝夕、平日日中、休日の3パターンに分かれますが、ダイヤ改正後は平日朝とそれ以外の2パターンになります)。8両編成だと芦屋には停められないのです。また、平日朝大阪梅田7時台の甲子園行き急行2本を区間急行に変更します。福島、千船、鳴尾・武庫川女子大前の停車本数が増えます。
大きく変わるのは、平日昼間の快速急行。これまで1時間に3本走っていましたが、2本に減ります(休日は変わりません)。概ね30分間隔で走るとのことですが、近鉄で快速急行の減少について発表されていないので、20分間隔のままでしょう。20分間隔と40分間隔が繰り返されるという、いびつな間隔になるのでしょうか? 30分間隔ならともかく、20分間隔と40分間隔の繰り返しでは、使いづらいです。阪神は大阪南部から使いやすいという長所がありますが、この本数減少は痛いです。なお、大阪梅田-尼崎間の急行が1時間に1本、西宮まで延長されるので、大阪梅田-西宮間の運転本数は変わりありません。
阪神もほかの鉄道と同じように、最終の繰り上げが行われます。大阪梅田基準でいくつか例を挙げると、山陽姫路までは23:00発の直通特急から22:36発の直通特急に24分繰り上がります。神戸三宮までは0:00発の特急から23:45発の特急に15分繰り上がります。大阪難波から尼崎への最終も、0:15発から23:55発に20分繰り上がります。
(追記)
今回のダイヤ改正で、近鉄奈良線の平日昼間のダイヤが大きく変わっています。阪神に直通する快速急行が毎時2本、近鉄線のみの快速急行が毎時2本、近鉄線のみの急行が毎時2本のダイヤになっているのです。
(参考:阪神ホームページ https://www.hanshin.co.jp/company/press/pdf/20221012-unyu-daiyakaisei-2.pdf、生駒駅の時刻表)
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