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12月19日ダイヤ改正で大津線朝夕減便

 京阪大津線は12月19日にダイヤ改正を行います。

 京津線については、平日、朝夕時間帯の運転本数を減らします(休日の本数は変わりません)。6~9時台にびわ湖浜大津から東西線に行くのは16本から14本に減ります。16~20時台に東西線からびわ湖浜大津に行くのは23本から19本に減ります。石山坂本線については、平日及び学休日は大きな変更はありませんが、混雑緩和のために一部の列車の発着時刻を変更します。運転本数はほとんど変わりません。休日のダイヤは現行通りです。

 少し前の12月17日には、京都市交通局もダイヤ改正を行います。先ほど述べた京阪からの乗り入れ本数の減少のほか、以前にも書いたように昼間時間帯のダイヤを見直します(3月のダイヤ改正時には、夜間時間帯のダイヤの見直しを行いました)。夜間時間帯ほどではないが、昼間時間帯も利用者が減っているのです。2019年6月と2022年6月を比較すると、烏丸線の平日の場合、21時以降の夜間時間帯は42.3%減っています。10~15時台の昼間時間帯は22.1%減っています。5~9時台、16~20時台の朝夕時間帯は17.0%の減少と、ほかの時間帯に比べて減少度合が小さくなっています。烏丸線、東西線ともに11~14時台において、1時間当たり1本を減便します。これまでの毎時8本(7分30秒間隔)から7本(8~10分間隔)になります。なお、通学利用が見込まれる10時台、15時台は減便を行いませんし、減便を行う時間帯は烏丸御池での発着時刻を調整することによって、できるだけ乗換時間を短縮するようにします。

 京都市交通局は、2022年11月1日と2023年4月1日に一部の改札口で行う有人改札口のリモート化と合わせて、13人の人員を削減し、年間約1.2億円の経費を削減します。リモート化にはインターホンなどを設置する初期費用約9000万円がかかりますが、1年半で回収できるようです。

(追記)
 京阪と京都市交通局のダイヤ改正日がずれているように見えますが、実は同じ日にダイヤ改正を行うのです。京都市交通局がダイヤ改正を行うのは、12月17日の土曜日です。ダイヤ改正後最初の平日は12月19日になります。京阪は平日のみのダイヤ改正のため、12月19日にダイヤ改正を行うとアナウンスしているのです。
(参考:京阪ホームページ https://www.keihan.co.jp/corporate/release/upload/20220927_keihan-railway.pdf、京都市交通局ホームページ https://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/cmsfiles/contents/0000303/303834/03-oshirase.pdf)

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