新しい乗りもの、DMVに乗る(1)
前日に買っておいた「鉄道開業150年記念秋の乗り放題パス」を持って、千種5:23の始発に乗る。名古屋で東海道線に乗り換え、普通列車で西に向かう。米原6:58発の新快速で朝のラッシュ時の京阪神を横断。三ノ宮でラッシュは終了、車内は空いた。
姫路で「ICOCA」のチャージをして、さらに西に進む。姫路10:09発の播州赤穂行きに乗る。本来より増結されているようで、223系の8両編成であった。相生で向かいの岡山行きに乗り換え。階段の上り下りなしでの乗り換えができるように、本来上りが使うホームに岡山行きが停まっている。岡山行きは黄色一色の115系4両編成だが、座席は転換クロスシートになっている。播州赤穂行きでは一番前に乗っていたため、短い4両編成では座ることができず。途中で降りる人はほとんどなく、逆に岡山に近づくにつれ乗ってくるので、岡山までずっと立っていた。
岡山11:42発の「マリンライナー27号」は4分の乗り換え。混んでいたので座らずに一番後ろに行く。1時間に5~6本の列車が走るにもかかわらず茶屋町までは基本的に単線だが、駅付近はすれ違いしやすいように複線の区間が長くなっている。茶屋町からは複線になり、そのまま瀬戸大橋を渡って坂出へ。
次の列車(坂出13:00発の琴平行き)まで時間があるので、ここでお昼にする。改札を出て、コンビニを過ぎたところにうどん屋があるので、そこでお昼にする。冷たいぶっかけうどんにゲソの天ぷらをつけたが、ゲソの天ぷらが大きく、食べるのに苦労した。簡単にはかみきれないのだ。「二人前」と言われたら信じてしまうほどの大きさだった。次の琴平行きは7200系の2両編成。国鉄時代につくられた121系を改造した列車である。なお、JR四国の普通列車には後でトイレを取り付けた車両がよく見られるが、7200系にはトイレがない。
琴平から先は普通列車が少なく、それを待っていては遅くなるので、お金を払って特急に乗る。特急に乗る区間が短いので、自由席にした。切符は「e5489」で申し込み、姫路で引き換えている。最初に乗ったのは琴平14:01発の「南風11号」。制御付自然振り子の2700系なので、カーブも坂もすいすい走る。徳島県内に入り、今度は登ってきた坂を下り、吉野川を渡ると、阿波池田。次に乗る「剣山8号」は向かいに停まっていた。「剣山8号」は徳島県内のみを走るローカル特急。キハ185系の2両編成。なぜか前の車両が1号車、後ろの車両が3号車になっている。2号車は休日等に連結される「ゆうゆうアンパンマンカー」のために空けているようだ。自由席の3号車に乗る。JR四国の色である水色ではなく、登場当時の緑の帯を巻いている。座席はリクライニングシートで、トイレも洋式になっているが、洗面所はリニューアルされていないようで、レバーを押し続けないと水が出ない。それにしても「剣山8号」はガラガラ。3号車にいるのは5人もいない。「ゆうゆうアンパンマンカー」がある日はともかく、そうでなかったら、運転する意味はなさそうだ。朝夕の通勤特急ぐらいで充分のようだ。徳島線は一線スルーになっていないので、通過駅であっても「剣山8号」はスピードを落とす。
穴吹からは普通列車が1時間間隔になるので、再び普通列車の旅に戻る。「剣山8号」の隣に停まっていた車両に乗る。1200形1両だけの列車だ。最初は空いていた列車だが、だんだん乗ってくる。阿波川島からは30分間隔に増える。鴨島で乗る人が多く、ほかの駅でも乗ってくる。高徳線との分岐駅、佐古で乗り換え。向かいに停まっていた鳴門行きに乗る。キハ47系の2両編成で、朱色一色に塗られている。鳴門線も普通列車は1時間間隔で(池谷までは板野行きがあるので30分間隔)、それなりに使える。鳴門でそのまま折り返す。鳴門からの折り返しも高校生が乗っていた。
泊まる宿の最寄り駅は、阿波富田。徳島から牟岐線に乗って最初の駅だ。牟岐線も阿南までは30分間隔で走っているので便利。阿波富田は徳島県庁に近いため特急も停まるが、ホーム1本だけの無人駅だ。後で追加された駅なので、駅舎もない。目指す宿は駅から歩いて5分余り。チェックインをして、荷物を部屋に置く。6畳の個室で、浴場があるため、部屋にバス、トイレはない。チェックインすると、11日から始まった「全国旅行支援」のクーポンがもらえる。徳島県内の指定された店舗で3000円分の買い物ができる(泊まる日が平日の場合)。早速歩いて徳島の駅ビルに行き、お土産を買う。クーポンはすぐ消えてしまった。「全国旅行支援」で宿代が4割引になったので、その分もつぎ込んだ格好になった。「全国旅行支援」には言いたいこともあるが(新型コロナがどんな病気かわからない最初のころはともかく、2年以上も旅行を抑制する必要はなかったのではないか?)、今回の旅行に関しては得をしたことになる。宿に戻り、夕食の時間。ここの宿は料理が自慢のようで、かなりのボリュームの料理が出る。少食の人なら完全に残してしまうレベルだ。(続く)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 中央線のグリーン車は10月13日から(2024.09.11)
- 小田急、新型「ロマンスカー」投入(2024.09.10)
「JR東海」カテゴリの記事
- JR東海、リニアのピクトグラムを商標出願(2024.08.18)
- リニアの駅がコンサートホールに?(2024.08.06)
- 熊野大花火大会で名古屋まで臨時快速(2024.07.17)
- 三岐鉄道は211系で全車両を置き換え(2024.07.10)
「JR西日本」カテゴリの記事
- 「THE ROYAL EXPRESS」は淡路島に(2024.09.12)
- 美祢線の復旧まで15年(2024.09.06)
- 「(おためし)WESTERポイントチケットレス」(2024.08.25)
- 3000ポイントで北陸新幹線3日間乗り放題(2024.08.30)
「JR四国」カテゴリの記事
- 「THE ROYAL EXPRESS」は淡路島に(2024.09.12)
- 松山の高架化は9月29日(2024.08.09)
- 「マリンライナー」のグリーン車、指定席料金を値上げ(2024.07.28)
- 特急の車内でタクシーの手配(2024.07.15)
- JR四国の新型車両はハイブリッド(2024.03.21)
Comments