東武も全線でバリアフリー料金適用
駅設備のバリアフリー化促進のため、バリアフリー料金を設定する鉄道会社が相次いでいますが、東武も2023年3月ごろから設定することになりました。
ただ、東武ならではの問題もあります。栃木県や群馬県のローカルな区間まで路線があることです。東武のバリアフリー化の計画でも、整備の対象となるのは、伊勢崎線等の押上・浅草-東武動物公園-久喜・南栗橋間、野田線全線、東上線池袋-森林公園間のみです(ただ、このエリアにある駅でも、久喜を除く北春日部以遠と川越市以遠の各駅は、2035年度までにホーム柵の整備は行われません。またホーム柵の整備を行う駅でも、固定式のところもあります)。ところが、料金のほうはローカル区間を含めて全線が対象となります。そこは電車特定区間しかかからないJR東日本とは違うところです。
なお、東武のバリアフリー料金の額はICカード、紙の切符ともに10円です。通勤定期は1か月600円、3か月1710円、6か月3240円を加算します。子供は料金加算後の大人の半額です。通学定期には加算は行いません。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20221020142505nPnPyZsHY3eiD3rIluu3LA.pdf)
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