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偕楽園に営業キロ設定

 偕楽園は下りにしかホームがなく、かつ営業キロの設定がない駅として有名です。東京方面から考えると、行きはひとつ先の水戸までの切符を買います。帰りはホームがないので、隣の水戸から乗って帰ります。いわき方面からだと、ひとつ東京寄りの赤塚までの切符が必要になります。

 偕楽園は春のシーズンだけ開設される駅です。次に開設されるのは2023年2月11日。しかし、この2023年2月11日から、長い間営業キロの設定がなかった偕楽園に、営業キロが設定されます。つまり、東京方面から偕楽園に行くときは、偕楽園までの切符を買えば良いのです。特急券も同様です。もし帰りに、偕楽園の下りホームから乗って水戸で改札を出ずに特急に乗った場合、運賃は偕楽園からの分を払えば良いのです。特急券は乗車した水戸からの分が必要です。水戸から乗るのが普通列車なら、偕楽園からの運賃だけでいいのです。

 ちなみに山手線内-偕楽園間の運賃は1980円、偕楽園-水戸間の運賃は150円、偕楽園-いわき間の運賃は1690円です。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2022/mito/20221021_mt01.pdf)

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