高師浜線と岸和田に新たにできたバスに乗る
11月11日のことですが、高架化工事のため代行バスになっている高師浜線と、岸和田に新しくできたバスに乗ってきました。
近鉄名古屋5:50発の急行に乗って、西に向かう。鶴橋からは阪神の車両だった。大阪難波で南海に乗り換え、今回の旅は始まる。
難波9:39発の空港急行に乗る。車両(9000系)はリニューアルされていて、座席は黒の濃淡、床はフローリングになっている。上下とも高架になった羽衣で下車。高架化のためバス代行となっている高師浜線は、バスに乗るために専用の通路を通る。バスの車内では伽羅橋-高師浜間のみの利用を除いて、運賃の収受を行わない。羽衣のバス乗り場の手前に改札があり、降りる駅ごとに別々の改札がある。伽羅橋で降りる人も高師浜で降りる人も同じバスに乗るので、ここの改札は自己申告だ。代行バスのバス乗り場は高架下にある専用のもの。バスも普通のバスの車両のようだが、広告の代わりに代行バスの時刻表を貼っているので、事実上代行バス専用のようだ。発車時刻(10:10)になったが、客は私ひとりのみ。しばらくバスは高架下の工事現場を通る。代行バスのみの専用道路だ。工事中のため、バスはゆっくりと走る。しばらくするとバスは一般道に出て、途中のバス停に停まる。本来の伽羅橋の駅から離れた府道上にバス停がある。利用者の利便性のためか、伽羅橋のバス停は2か所ある。客がいなくてもバスはいったん停まり、前後両方の扉を開ける。羽衣を出て9分で終点の高師浜に到着。代行バスの高師浜も駅から少し離れ、臨海スポーツセンターの前にある。ダイヤ上は高師浜まで15分かかるのだが、余裕を持たせているようだ。
羽衣行きの代行バスは出たばかりで、次のバスは20分後。歩いて高石に行き、そこから再び南海に乗る。泉大津で空港急行に乗り換え(この空港急行はキャスターバックを持っている人が多かった)、貝塚へ。貝塚で水間鉄道に乗り換える。窓口で「昼間割引フリー乗車券」を買う。始発駅基準で10~16時台の便しか乗ることができないが、値段は通常の一日乗車券より4割安い、360円。水間観音まで往復すると600円なので、かなりお得だ。ちなみにこの「昼間割引フリー乗車券」、電器店で売っている、名刺サイズに切れ目が入った紙を家庭用のプリンターで印刷したもののようだ。水間鉄道に乗る。貝塚11:15発の水間観音行きは25人ほどの客を乗せて出発。途中の駅でどんどん降りていき、終点の水間観音まで乗る人は少ないが、ある意味水間鉄道が貝塚市民の足となっている証拠だ。水間観音まで来たので水間寺に参拝し、再び水間鉄道に乗る。帰りは水間観音12:16発に乗ったが、こちらも途中の各駅からどんどん乗ってくる。
いったん貝塚から空港急行で関西空港に行き、そこからJRに乗り換えて13:17発の「関空快速」に乗る。東岸和田で向かいの区間快速に乗り換え、次の下松で降りる。ここから出ている南海ウイングバス南部の道の駅愛彩ランド行きのバスに乗る。この道の駅愛彩ランド行きのバス、休日は1時間間隔で出ているが、平日は不均等で、1時間半近く間隔が開くこともある。すれ違うのが難しい狭い道を走り、20分ほどで到着。
7日に運行を開始したばかりの和泉中央駅行きのバスは15:05発のため、40分ほど時間がある。道の駅にある直売所で弁当を買い、遅いお昼にする。お昼を食べているうちに和泉中央行きのバスが来たので、それに乗る。行きに乗った道の駅愛彩ランド行きのバスも3人しか乗っていなかったが、こちらはもっと少なく、最初から最後まで1人のみ。途中の山直東のバス停は将来を見越してバスターミナルみたいなものをつくっているが、少なくとも今の時点では空回りしているのが現状と言える。
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