2023年3月ダイヤ改正発表(3)(JR東海)
定期の「のぞみ」19本について、東京-新大阪間の所要時間を3分短縮します。東京-新大阪間を2時間27分で結ぶ「のぞみ」は上下合計で17本増えます。早朝、夜間の上り「のぞみ」各1本については東京-新大阪間の所要時間を2時間27分から2時間24分に短縮します。東京発7~18時台において、定期列車と臨時列車の順番を入れ替えることによって、「のぞみ」の発車間隔を平準化し、最大発車間隔が21分から18分に短縮されます。
早朝の臨時「のぞみ」を増発します。東急新横浜線、相鉄新横浜線の開業に合わせて、新横浜始発の臨時「のぞみ」を設定します。土曜、月曜を中心に運転します。臨時の「のぞみ491号」は、新横浜6:03発で、新大阪8:06着です。定期列車の「ひかり533号」は新横浜6:00発、新大阪8:13着なので、7分早く新大阪に着くことになります。反対の上りも、新大阪6:08発の臨時「のぞみ」を走らせます。名古屋での「のぞみ」と「ひかり」、「こだま」の接続を改善し、朝通勤時間帯の「こだま」の所要時間を短縮します。N700Sで運転する列車が増えます。車椅子スペースが6席あるN700Sは、50本の定期列車に充当されます。
在来線では、高山線の改正がメインです。「ひだ」の全定期列車がHC85系になります。大阪直通の「ひだ」について、停車駅の見直しを行います。「ひだ5号」(大阪発は「ひだ25号」)はかつての急行並みに停まっていましたが、停車駅が岐阜、美濃太田、下呂、高山のみになり、高山までの所要時間が10分短縮されます。「ひだ16号」(大阪行きは「ひだ36号」)も飛騨萩原を通過します。その代わり、「ひだ1号」が7駅に追加停車し(それにもかかわらず所要時間の増加はありません)、「ひだ18号」は飛騨萩原に追加停車します。
早朝深夜の高山4:44発岐阜行きが下呂始発になり、岐阜21:46発高山行き(高山着は0:27)が下呂止まりになります。20年以上前に高山に住んでいたときお世話になった列車ですが、上下とも廃止になります。代わりに昼間の下呂-高山間が1往復増え、最大約5時間半空いていた間隔が約3時間になります。なお、増発される列車は下呂11:35発なので、停車駅が減る「ひだ5号」をカバーする役割を果たします。
参宮線は伊勢市4:45発の始発を繰り下げ、5:22発とします。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000042444.pdf)
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