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東京都、都心と臨海部とを結ぶ地下鉄建設へ

 都心と臨海部を結ぶ鉄道の話は以前にも書きましたが、これまでの話とは違って、どうやら実現に向けて動き出すようです。東京都が建設するようなのです。

 この都心と臨海部を結ぶ地下鉄の長さは約6キロメートルです。起点は東京(駅名はいずれも仮名です)、JRの駅の北東側につくります。新幹線などからの乗継ぎがしやすいのです。終点は有明・東京ビッグサイトで、りんかい線を通って羽田空港アクセス線(新木場方面)とも接続します。途中にできるのは5駅で、東京側から順に新銀座、新築地、勝どき、晴海、豊洲市場です。この地下鉄の事業費は約5000億円、2030年ごろに着工し、2040年代前半に開業する計画です。開業してから30年以内に黒字化する計画です。今のところ、この地下鉄を誰が運営するかは不明です。有楽町線や南北線とは違い、東京メトロには運営の意思がありません。

 ところで、この地下鉄に並行してBRTが走ります。当初の予定から遅れていますが、2024年春から本格運行を始める予定です。このBRTと地下鉄は走る路線が重複しているので、どうやって棲み分けるか、あるいはBRTから地下鉄に移行させるのかということを考えないといけません。
(参考:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/national/20221123-OYT1T50226/、東京新聞ホームページ https://www.tokyo-np.co.jp/article/220762)

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