2023年3月ダイヤ改正発表(1)(JR北海道)
12月16日、JR各社から2023年3月ダイヤ改正についての発表がありました。ダイヤ改正日は2023年3月18日、今から何回かに分けてダイヤ改正の概要を書いていきます。
現在、183系で運転している「オホーツク」、「大雪」については、283系で運転します。指定席2両、自由席1両の3両編成で(利用状況により、増結を行うこともあります)、グリーン車はありません。283系への置き換えによって札幌-網走間の所要時間が平均2分短縮されます。「ライラック3号」、「ライラック5号」の時刻を繰り上げ、「ライラック3号」は札幌7:49発から7:12発に、「ライラック5号」は札幌8:30発から8:00発になります。
札幌圏では北海道ボールパークFビレッジの開業に伴い、普通列車の編成本数を見直します。ナイトゲームの終了に合わせて臨時列車を運転することができるよう、ダイヤを見直します。詳細は別記事で書きます。快速「エアポート」など7本の列車について、休日運休を取りやめ、毎日運転とします。朝に手稲から札幌に3本、「ホームライナー」を走らせていますが、全車指定席の毎日運転とします。これまでは100円の乗車整理料金でよかったのですが、ダイヤ改正後は普通車が530円、グリーン車が780円必要になります。ただし、「えきねっと」のチケットレス座席指定券なら、普通車210円、グリーン車310円です。ただ、手稲の専用券売機でしか買えなかったのですが、事前に予約できます。
H100形は、富良野線にも投入されます。38本全てがH100形になります。5月20日には室蘭線で737系が投入されます。そのときには室蘭線室蘭-苫小牧間の多くの普通列車の時刻を変更する予定です。
今回のダイヤ改正では、日高線の浜田浦が廃止され、釧網線の細岡が季節営業になります。4月25日から11月30日までの営業となります。また、室蘭線の737系投入を含めて、今回のダイヤ改正の経費節減効果は年間約8600万円です。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/221216_KO_kaisei.pdf、https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/221216_KO_homeliner.pdf)
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