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「リゾートあすなろ」を改造して2本の新しい観光列車に

 JR東日本は、ハイブリッドの観光列車「リゾートあすなろ」(HB-E300系)2本を改造して、仙台地区と盛岡地区にそれぞれ1本ずつ走らせます。

 2024年春ごろから仙台地区で走るのが、「SATONO」。宮城、福島、山形の3県を中心に運行します。外観は1号車が草木の芽吹く様子を表した若葉色と深い山々をイメージした濃い緑色。東北地方の緑豊かな山々や田畑の実りを表現しています。2号車が清らかで雄大な川の流れや広い空を表した水色と深い海をイメージした濃い青色。東北地方の清らかで豊かな水や透き通った空気を表現しています。車内のレイアウトは、1号車が4人掛けボックスシート、2人掛けボックスシート、1人掛けで窓を向いた座席の組み合わせで定員は25人、2号車がリクライニングシートで定員は34人、合わせて59人です。

 盛岡地区のは少し早く、2023年冬ごろから走り始めます。名前は「ひなび」と言い、漢字では「陽旅」と書きます。岩手、青森の2県を走ります。外観はかつて盛岡支社管内のディーゼルカーで使われていた、白地に赤いラインの塗装を復活させます。盛岡色の復活です。この盛岡色をベースにしたデザインとなっています。車内のレイアウトは、「SATONO」と同じく、1号車が4人掛けボックスシート、2人掛けボックスシート、1人掛けで窓を向いた座席の組み合わせで定員は25人、2号車がリクライニングシートで定員は34人、合わせて59人です。

(追記)
 「陽旅」ですが、ボックスシートの1号車がグリーン車、リクライニングシートの2号車が普通車になります。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2022/sendai/20221124_s01.pdf、https://www.jreast.co.jp/press/2022/morioka/20221122_mr02.pdf、https://www.jreast.co.jp/press/2023/morioka/20230907_mr01.pdf)

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