JR西日本、万博開催時には新大阪-桜島間直通列車
2025年に夢洲で開かれる大阪・関西万博。メインの鉄道アクセスは夢洲に直接乗り入れるOsaka Metroですが、JR西日本もアクセスを担います。
こちらは新幹線から降りてきた人を対象にします。以前にも話はありましたが、新大阪からうめきた(大阪)を経由し、桜島まで直通する臨時列車を走らせるのです。新幹線の利用者の中には地理が苦手な人もいるでしょうから、新幹線駅から乗り換えなしで行くことができる列車はありがたい存在です。また、桜島線は増発して、現行では1時間当たり9本のところ、最大12本走らせます。この桜島経由のルートで万博を訪れる人の約1割、200万人を運びます。なお、西九条は万博開催までにホーム柵の整備を行います。
終点の桜島からはバスの力を借りて会場に行きます。まず最寄り駅の桜島は万博開催期間限定で駅の改良を行います。バスに乗り換えやすくするのでしょう。そして、桜島と会場を結ぶアクセスバスは、西日本ジェイアールバスのほか、関西のバス事業者の協力を得て運行する予定です。電気バスなど70台で運ぶ予定です。
また、メインルートとなるOsaka Metroへの乗り換え駅となる弁天町では、駅を改良してOsaka Metroに乗り換えやすくします。改札の数を増やし、Osaka Metroとを結ぶ連絡通路をつくります。
JR西日本はこれらの投資に100億円を投じる見込みです。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/221118_01_press_banpaku.pdf、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF163JX0W2A111C2000000/)
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