「ラピート」車両使用の「泉北ライナー」と「ひのとり」の「プレミアム車両」に乗ってきました
今日(12月25日)、「ラピート」の車両を使った「泉北ライナー」と「ひのとり」の「プレミアム車両」に乗ってきました。
以前にも書いたが、南海高野線の特急車両は、小原田車庫での特急車両移動中の事故で、不足している。一時はロングシートの車両を特急料金不要の自由席特急として走らせていたが(そのときの乗車記はこちら)、11月1日から、「泉北ライナー」に「ラピート」用の50000系を使うことによって、この異常事態を解消した。その代わりに出てきたのが、「ラピート」の車両を使った「泉北ライナー」。たまたま今回大阪に行く用事があったので、その帰りに寄って乗ることにした。
「ラピート」の車両を使った「泉北ライナー」のダイヤは公表されていて、和泉中央17:02発がそれに該当する。和泉中央の窓口で「泉北ライナー」の切符を買う。この「ラピート」の車両には3列シートのスーパーシートもあるが、「泉北ライナー」で使うときは4列シートのものと同じ520円で乗ることができる。こうなると乗るのは当然、スーパーシート。座席配置を見ながらスーパーシートの車両を予約した。
「泉北ライナー」に乗る。夕方に和泉中央から難波に行く客は少なく、同じ車両に乗ったのは私ともうひとりだけ。どう見てもこの「泉北ライナー」に乗ること自体が目的の客だ。「泉北ライナー」は泉北ニュータウン内をこまめに停まるが、乗ってくる様子はなく、たった2人のまま終点の難波に着いた。「泉北ライナー」は再び和泉中央に戻るが、この泉北ニュータウンに行く列車でどれだけの人が乗るかが肝心なのだろう。
次は「ひのとり」。2020年3月にデビューした車両だが、近鉄で特急に乗る機会は少なく、今まで「ひのとり」に乗る機会はなかった。今回、ようやく乗ることができたのだ。乗ったのは両端にある「プレミアム車両」。「レギュラー車両」に比べて700円高いが、ハイデッカー構造となっていて、3列シートになっている。1人掛けの席を事前に予約している。大阪難波18:00発なので、夕食用に551の豚まんと、豚まんだけだと野菜不足になるので、大阪難波駅の上の惣菜店で買ったセール商品の茄子の煮浸しを持って、「ひのとり」に乗った。豚まんは匂いを抑えるためか、乗車直前に買ったのに少し冷めている。
「泉北ライナー」と違って、「ひのとり」の「プレミアム車両」はほぼ満席(津で若干空いたが)。少し高いが、3列シートの贅沢は価値があるのだろう。ちょっと高いが、高品質のサービス。ちょっと背伸びをしてできる贅沢だ。ブルーリボン賞を受賞したのも当然だ。
「プレミアム車両」には、挽きたてのコーヒーを飲むことができるカフェスポットがあるので、津を過ぎてから飲むことにした。1杯200円で、挽きたてのコーヒーを飲むことができる。余談だが、お湯だけを注ぐこともでき、その場合は無料である。
やがて「ひのとり」は終点の近鉄名古屋に着いた。また乗ってきたくなる車両だった。
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