山線の代替バスは高速バスからデマンドバスまで
北海道新幹線が開業すると、長万部-小樽間もバスに転換されます。長万部-小樽間は約140キロもあるので、以前にも書いたように、長万部-黒松内、黒松内-倶知安、倶知安-余市、余市-小樽の4区間に分けて考えています。
基本的に、代替バスは既存のバス路線に沿って設定されています。バス路線がない黒松内-蘭越間は新たに路線を設定します。バスは国道5号線に沿うため、駅が国道から外れている銀山(仁木町)については、町営バスが国道上のバス路線までつなぎます。塩谷(小樽市)については、小樽駅前とを結ぶ既存のバス路線(日中でもほぼ1時間に2本の割合で走っています。7時台の小樽駅前行きは5本もあります)の半分を乗り入れさせます。ただ、駅そのものが宿泊施設となっている比羅夫(倶知安町)についてはそのような配慮が見当たりません。バスが駅前に来ない危険性もあります。
バスの車両についてはノンステップバス、電気バス、リフト付きバスを導入する方針ですが、場合によっては7~10人乗りのジャンボタクシーを使った、デマンドバスになるところもあります。長万部-小樽間のある後志地域は人口が減少傾向にあり、北海道新幹線が札幌まで延伸する2030年度は2020年度に比べて2割程度減ります。2060年度になると2030年度の半分程度に減ります。もともとこの区間の輸送密度は極めて低く、人口が減ることを考えると、輸送密度はさらに下がるというのが正しい見かたでしょう。鉄道は当然のことながら、通常の路線バスでも成り立たない区間が出てくると考えられているのでしょう。
ただ、バスにすると、学校や病院に近づくことができるというメリットがありますが、鉄道より遅くなります。バスレベルの需要しかないところならともかく、鉄道で残っても何ら問題がないほどの需要がある余市-小樽間に関しては、単純に国道上にバスを走らせるだけでは不十分です。現在、余市から札幌に高速バスが出ていますが、小樽を経由するために時間がかかります。JRが1時間15分のところ、高速バスは1時間45分かかります。そこで小樽に寄らずに札幌まで直行する高速バスをつくります。余市インターチェンジから後志道を通り、札幌北インターチェンジ経由で最速1時間5分で結ぶことができるようです。
この代替バスはまだ案なので、地元自治体は住民に説明し、意見の集約を行うようです。
(参考:レスポンスホームページ https://response.jp/article/2022/11/10/363960.html)
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