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「Aシート」のさらなる増備は行わず

 JR西日本は3月18日のダイヤ改正で、「Aシート」を連結した列車の本数を増やします。これまでの2往復から6往復に増えます。

 これに伴って、「Aシート」の車両が増えます。これまでの車両(2両)は223系を改造したものでしたが、今回増える2両は新しくつくりました。最初から2扉で、扉も幅1000ミリの片開きとなっています。ほかの車両より定員が少ないので、幅の狭い扉になっています。定員は従来の車両が46人だったのに対して、44人と若干減っています。シートピッチは970ミリから944ミリと若干狭くなっていますが、新しく車両をつくったので、座席と窓が合わない、ということはありません。目の位置に柱がある、ということはなくなったのです。また、間違って乗ってしまった人のためなのか、連結部付近には1席だけですが優先席があります。

 今回のダイヤ改正で「Aシート」は4両になり、本数は6往復になります。全ての新快速に「Aシート」を連結しようとすれば、もっともっと増やさないといけません。ところが、これ以上「Aシート」を増やす計画はないようです。草津と姫路の間を新快速で走っても2時間かかるので、予備を考えると、4両では1時間に1本の割合で走らせることもできません。

 北陸新幹線が敦賀まで開業した後どうなるかがわからないという面はありますが、今のところ「Aシート」をどのような列車に育てていくかが見えてこないです。
(参考:マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20230118-shinkaisokuaseat/)

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