JR九州、赤字路線はBRT化の方針
どこの鉄道会社でも利用者の少ない路線をどうするかは頭の痛い問題です。鉄道が必要なほどに需要を回復させる画期的な方法はなく、かつ廃止に対しては地元の反対は強いですから。
JR九州もそのひとつです。輸送密度が2000人未満の線区が2021年度には13路線18区間もあります。
そこで日田彦山線の一部で導入しようとしているのが、BRT。この夏に鉄道から切り換えることによって復旧させます。そして、このBRTをほかの路線にも導入していくことを考えているようです。BRTは鉄道に比べて維持費が低く、地域住民の交通網を維持するためのひとつの方法になるというのです。
どこでもBRTが使えるという話ではないですが、鉄道ほどとはいかなくてもそこそこの需要があり、山間部や市街地のように既存の道路では不十分のところでは、部分的にBRTの考えかたを取り入れても良いでしょう。使える公共交通機関があることが何よりも大事なのです。
(参考:NHKホームページ https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20221223/5010018590.html)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 「THE ROYAL EXPRESS」は四国へ(2023.03.29)
「JR九州」カテゴリの記事
- JR九州の株優は1日乗車券に(2023.04.01)
- 「SL人吉」の夜行列車、今度は貨物線経由(2023.03.06)
- 「TRAIN SUITE 四季島」でも1人の利用ができた(2023.03.20)
「バス」カテゴリの記事
- 五新線が一般開放へ(2023.03.30)
- 「わんタク」は4月以降も継続(2023.03.27)
Comments
BRTになっても地元・観光客にとっても利用しやすい形にすることが大切になってくると思います。
沿線各自治体は公共交通に優しい街づくり・公共交通を利用しやすい仕組みづくりをしてほしいです。JR任せのままではBRTも危うくなります。
Posted by: ゆめ | 2023.02.12 12:32 AM
ゆめさん、おはようございます。
* JR任せのままではBRTも危うくなります。
まさにその通りで、ローカル輸送に関しては地元自治体が全面的に出ないといけません。
Posted by: たべちゃん | 2023.02.12 08:54 AM