北海道新幹線、札幌の車両基地は高架上
北海道新幹線は2030年度に札幌まで延びる予定です(遅れるという話もありますが)。当然ながら終着駅の札幌には、車両基地が必要になります。駅の直前までトンネルが続くので、どこにその車両基地ができるのでしょうか?
どうやら、駅の東にできるようです。在来線で言えば札幌と隣の苗穂の間に、細長い車両基地をつくります。高架の在来線に沿ってつくられるので車両基地も高架で、地上約22メートルの高いところに、幅13.2~30メートルの車両基地ができます。最大4編成を置くことができ、車両を雪から守るため、屋根や壁で覆います。
ターミナル駅の車両基地がこの規模だと小さいように思われますが、都心にあるため用地に制約があり、かつ本格的な車両基地はすでに函館にあるため、最小限の設備で良いのでしょう。
また、JR貨物が貨物新幹線を導入した場合、貨物駅は札幌の東側にある、札幌貨物ターミナルになることでしょう。東のほうに延伸することができるようにしておくことは、そのためにも好ましいことです。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASR2R4Q76R2RULFA007.html)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
「整備新幹線」カテゴリの記事
- 近鉄奈良線の移設、凍結か?(2023.05.11)
- 新幹線函館乗り入れに関する補足(2023.05.09)
Comments