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日進市バス実証実験

 昨日(18日)のことですが、名古屋市の東隣の日進市に行ってきました。そこで見た小さな車、実は自動運転のバスだったのです。

 日進市は1月26日から2月28日の間、自動運転バスの実証運転を行っています(1月は土、日曜日運休、2月は日、月曜日運休)。フランス製のアルマという11人乗りのバスを使っています。日進市役所と日進駅の間を6往復します。運賃は実証実験のため、無料です。

 折戸というバス停で時刻表を見ると、あと8分でバスが来るということだったので、そのまま待つことにしました。しかし、バスはなかなか来ません。10分ほど遅れてバスはやって来ました。バスは最高速度20キロと遅いので、後ろにほかの車が連なっています。渋滞になっているのです。

 しかし、バスは満員で、乗ることができません。実証実験なので、立つことができないのです。仕方ないので、次のバス停まで走って行くことにします。バスは遅いので、走っていくと抜かれません。余裕を持って次のバス停(おりど病院)に着くことができました。次のバス停では、幸い1組の家族が降りたので、乗ることができました。

 バスはかなり小さく、運転席はありません。ハンドルやブレーキもありません。無人運転をするための車両です。センサーで障害物を検知し、人工衛星と通信して自らの位置を把握して走行します。車内には係員が1人います。この人は名鉄バスの運転手で、非常時には代わって運転をします。とは言ってもハンドルやブレーキはないので、ゲーム機のコントローラみたいなものを持って操縦するようです。先ほども述べたようにバスは最高速度20キロと遅く、ノロノロと走ります。後ろにコミュニティバスも2台連なっています。次のバス停のスポーツセンターの近くに車を置いてきたので、そこで降りることにしました。

 無人運転のバスはまだまだ実験段階といったところで、実用化はまだ先でしょう。非常時用として運転士が乗らないといけないのですから、コスト削減効果はありません。公道を走るとあまりにも遅いので、渋滞を起こしてしまいます。無人運転のバスが走るまでに解決しなければならない課題は多いです。
(参考:バス車内でもらったパンフレット)

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