埼玉高速鉄道、岩槻延伸時に快速運転
以前、埼玉高速鉄道の岩槻延伸についての記事を書きましたが、その続報です。
埼玉高速鉄道の延伸事業では、都市鉄道等利便増進法の適用を受ける予定です。その適用を受けるためには、事前に地元自治体が、整備期間や費用などについての計画素案をつくり、鉄道事業者に事業化を要請することが必要です。さいたま市は2023年度にその要請を行う計画で、今のところ遅れる見込みはないようです。
そして、埼玉高速鉄道の延伸事業では、採算を取るため、快速を走らせます。埼玉高速鉄道内を通過運転し、途中、鳩ヶ谷、東川口、浦和美園に停まります。赤羽岩淵-岩槻間の所要時間は21分、各停に比べて5分速く走ります。ピーク時もオフピーク時も毎時3本走ります(各停は区間運転も含めて、ピーク時13本、オフピーク時7本の想定)。ところが、待避設備は設けません。待避設備を設けると緩急結合により、快速通過駅でにも速達効果を及ぼすことができますが、事業費が増え、採算性が悪化するからです。
もっとも、想定が出されたときから、事情が変わっています。埼玉高速鉄道は2019年のダイヤ改正で、日中12分間隔となっています。想定のままだと倍になるので、実際にこの想定通りになるかは不透明なところです。
(参考:タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/saitama-kosoku-enshin2023/)
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