弘南鉄道にお座敷車両
弘南鉄道はこのたび、お座敷車両をつくりました。
ベースは普通の通勤電車のようですが、和の雰囲気を出しています。窓に障子があるところもあります。2両編成のうち、1両はすでに畳が敷かれていますが、もう1両にも床面に畳を敷くことができます(2両とも、ロングシートの座席は残っています。座席の定員は96人のままで、変わりありません)。床面にはテーブルを置くこともできます。10卓置くことができます。
車内には木彫りがあります。江戸時代の錦絵の絵師、歌川国芳の「きんぎょづくし」の絵を元にした彫刻ですが(なぜ金魚にしたのかと言えば、弘南鉄道は毎年夏、「金魚ねぷた列車」を走らせているからです)、それをつくったのはだんじりで有名な、岸和田の彫刻師。たんじりには立体的に見える彫刻が施されていますが、それが遠く離れた弘南鉄道でも見ることができるのです。弘南鉄道沿線の名所や名産物をアレンジしています。
(参考:弘南鉄道ホームページ https://konantetsudo.jp/event-train/、「鉄道ジャーナル」2023年4月号 鉄道ジャーナル社)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 中央線のグリーン車は10月13日から(2024.09.11)
- 小田急、新型「ロマンスカー」投入(2024.09.10)
「北海道・東北私鉄」カテゴリの記事
- 函館市電、停留所の混雑解消のため乗車位置を変える(2024.09.08)
- 三陸鉄道一日乗り放題が400円(2024.09.05)
- 津軽鉄道、「ストーブ列車」を値上げ、倍の1000円に(2024.08.11)
- 弘前市、高校生を対象に市内の鉄道やバス等定額乗り放題に(2024.07.21)
- 社長と話ができる、秋田内陸縦貫鉄道(2024.07.07)
Comments