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JR西日本に改良型可動式ホーム柵

 全国の鉄道会社で、バリアフリーに対応するため、ホーム柵の整備が進んでいます。

 JR西日本もそのひとつ。JR西日本と言えば、昇降式ホーム柵のイメージが強いですが、大阪環状線など同じ扉数の車両しか走らないところなら、可動式ホーム柵で対応できます。

 そのJR西日本の可動式ホーム柵に、改良型が登場しました。ホーム柵の設置で何が問題になるのかと言えば、長い工期と高い工事費用。開口部を広げることによって風荷重を低減するとともに、構造を見直すことによって軽量化しました。柵の部分も開口部も1枚の板ではなく、2本の幅の広い棒状のもので成り立っているので、風を受ける面積が減り、軽量化もできるのです。

 JR西日本はこの改良型可動式ホーム柵を、西九条と弁天町に導入します。2024年度中に完成し、大阪・関西万博に間に合わせます。また、今後整備していく可動式ホーム柵は、改良型のものを基本とします。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230220_press_home.pdf)

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