« 2月20日に名古屋-白川郷-金沢間高速バスが走り始めていた | Main | 留萌線部分廃止後の新しい交通体系 »

「SL人吉」の夜行列車、今度は貨物線経由

 以前、「SL人吉」の客車を使った夜行列車についての記事を書きましたが、かなりの人気で、発売開始約10分で完売してしまいました。そこで、第二弾を発売することにしました。

 それは4月1日から2日にかけて運行される、「追憶の客車夜行『2122列車』の旅路」。2122列車ということは上りで、熊本から門司港に行きます(モチーフとした2122列車は、都城発鹿児島線経由の門司港行き夜行でした)。

 当日のダイヤは熊本を23:58ごろに出発し、大牟田で約50分、鳥栖で2時間あまり停車します。陣原からは2122列車がそうであったように、旧線の貨物線を走行します。貨物線を通るところが今回の特徴です。途中、北九州貨物ターミナルに約20分停車します。終点の門司港には8:06ごろ到着します。旅行代金は、4人ボックスシートが1ボックス当たり40000円(1~4人で利用可能)、ボックスシートの前向きが22000円(1~2人で利用可能)、ボックスシートの後ろ向きが19000円(1~2人で利用可能)です。

 昼間のコースもあります。筑豊の炭鉱が栄えていたとき、一部の列車は博多を通らずに筑豊線を経由していました。京都と熊本の間を結んでいた夜行急行「天草」もそのひとつでした。この「天草」をイメージした列車を走らせます。「貨物線も特別走行!SL人吉の客車で行く!客車急行『天草』の旅」です。4月2日に行い、客車はこちらも「SL人吉」の50系客車です。昼行なので、展望台デッキからの景色も楽しむことができます。

 当日は門司港を10:41ごろに出ます。門司-陣原間は貨物線を走行します。折尾には約10分、鳥栖には約30分停まり、終点熊本には15:38ごろ到着します。旅行代金は、4人ボックスシートが1ボックス当たり36000円(1~4人で利用可能)、ボックスシートの前向きが20000円(1~2人で利用可能)、ボックスシートの後ろ向きが17000円(1~2人で利用可能)です。

 もっとも、これらのツアーは3月2日から発売しているので、すでに満席になっています。今から申し込んでも、キャンセル待ちの扱いになります。第三弾に期待することにしましょう。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2023/03/01/230301_2122ressha.pdf、https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2023/03/01/230301_kyukou_amakusa.pdf)

| |

« 2月20日に名古屋-白川郷-金沢間高速バスが走り始めていた | Main | 留萌線部分廃止後の新しい交通体系 »

鉄道」カテゴリの記事

JR九州」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 2月20日に名古屋-白川郷-金沢間高速バスが走り始めていた | Main | 留萌線部分廃止後の新しい交通体系 »