仙台市営地下鉄南北線、富谷市に延伸か?
以前にも書きましたが、仙台市営地下鉄南北線を北隣の富谷市まで延ばす話があるようです。泉中央から北に3キロほど延ばして、富谷市に入ってすぐの明石台まで整備します。延伸区間は単線で、途中、1~2駅を設置します。中間の駅はいずれも仙台市内にできます。
この延伸にかかる建設費は中間駅の数にもよりますが、350~450億円とされています。運行本数は毎時4本、運賃は泉中央までの運賃に加えて、210円を徴収します(仙台市から出るので、別会社にするのでしょうか?)。このような仮定の下で計算すると、最短で21年で累積終始が黒字化するようです。つまり、採算が取れるという結論になるようです。
泉中央-明石台間には、ガイドウェイバス(BRT)をつくるという考えもあります。混雑する泉中央-明石台間のみ専用高架道路をつくり、明石台以北から路線バスが乗り入れます。最終的には、地下鉄とBRTを比較して、どのような基幹公共交通機関をつくるのかを考えます。
もっとも、ここでネックになるのは仙台市。富谷市にとっては重要な話でも、仙台市にとっては端のごく一部の地域の問題なので、建設を推進する動きがありません。いくら富谷市がやりたくても、仙台市を巻き込まないと話は進まないのです。
(参考:タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/sendai-tomiya/)
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