「ピーチライナー」のループ線、撤去へ
小牧と桃花台ニュータウンを結んでいた新交通システム、「ピーチライナー」は、2006年に廃止になってしまいました。桃花台ニュータウンの人口が伸びず、「ピーチライナー」の利用者も想定通りには増えなかったのです。小牧で接続する名鉄が、長い間途中で歩かないと名古屋市中心部に行くことができなかったというのも痛かったです。結局、開業から15年半、一度も黒字にならないまま廃線になってしまいました。
その後に残ったのは、廃線跡。「ピーチライナー」は新交通システムなので、地上ではなく、高架を走ります。鉄道車両は前後に運転室がありますが、「ピーチライナー」の運転室は片一方しかないので、終着駅ではテニスのラケットのようなかたちのループ線を通って、向きを変えていました。これも高架で、長い間、使われずに残っていたのです。一時は再利用の話もあったようですが、そんなうまい話はなく、2015年度から撤去工事が始まっています。
とは言っても、撤去はまだ1割ほどしか終わっていません。2022年度までに愛知県は「ピーチライナー」の撤去に約38億円を出しましたが、総額や撤去完了時期は不明です。ループ線の撤去は2025年度までに終わる見込みですが、見込み違いの新交通システムはまだまだ惨めな姿をさらし続けます。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASR3F6HLPR32OIPE003.html)
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