新今宮でのなにわ筋線の分岐は平面交差
大阪の南北を結ぶ、なにわ筋線。主になにわ筋の真下を通り、3月18日に開業した大阪(うめきたエリア)とJR難波(JR西日本)、新今宮(南海)を結びます。JRのほうはJR難波にそのままつながりますが、南海のほうはどうやって接続するのでしょうか?
南海は新難波(仮称)から一気に上って新今宮で接続します。勾配は最大44パーミルですから、旅客専用とはいえ、かなりの急勾配です。高野線の橋本以南でも最大50パーミルですから。なお、高架となる区間では、阪神なんば線の西九条付近のように、騒音対策のためシェルターで囲います。
さて、南海本線となにわ筋線が合流する新今宮はどうなるのでしょうか? 合流地点は新今宮の北側に設けられますが、平面交差です。なにわ筋線の下り関西空港方面と、南海本線の上り難波方面が平面交差します。この場合、なにわ筋線の下りが通るときは南海本線の上りは通ることができません。ダイヤ作成において制約がありますが、日中の場合なにわ筋線の列車が特急2本(「ラピート」が毎時2本に戻ると想定?)と急行4本(空港急行?)だけなので、そう問題ではないのでしょう。ちなみに、JR難波に行くのは、特急3本(「はるか」、「くろしお」?)と快速4本(「関空快速」?)です。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/90289fbf9acd7cf20e73f6bbf58861b02daa0880)
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