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E8系には車体傾斜装置がない

 2024年春にデビューする、山形新幹線の新型車両、E8系。15編成がつくられる予定です。このE8系、秋田新幹線用のE6系をベースにしていますが、違うところもあります。どこが違うのでしょうか?

 E8系の最高速度は時速300キロ、E6系の時速320キロよりは遅いです。停車駅が多いので、それほど速くなくていいようです。そのため、鼻の長さを短くすることができ、座席数も増やすことができました。E3系よりは減りますが、減少度合を減らすことができています。

 そして、定員が増えるため、E8系には車体傾斜装置がないのです。定員が増えると台車へかかる負担が増えますが、車体傾斜装置がなければその重量負担は緩和されます。でも、E8系は東北新幹線内でE5系と併結されます。E5系は車体傾斜装置あり、E8系は車体傾斜装置なしでは問題がないのでしょうか? 連結器部分で若干ねじれが生じますが、その程度のねじれは連結器が対応できるようになっているので、心配の必要はありません。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/124564)

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