えちぜん鉄道の「恐竜列車」、車両の中まで恐竜
勝山にある福井県立恐竜博物館は、この夏にリニューアルオープンする予定です。これに合わせて運行するのが、えちぜん鉄道の「恐竜列車」。静岡鉄道から購入した2両編成の車両を2.3億円(国や福井県の補助金を含みます)かけて改装しました。
どのようになったのでしょうか? 車両の中も外も恐竜だらけになりました。外は恐竜の絵が描かれています。1両目はアメリカ大陸で発見された34体の恐竜が、2両目にはアジア各地で発見された42体の恐竜が描かれています。2両目には福井県内で化石が発掘された恐竜も描かれています。
さらにすごいのが内部。1両目はジャングルを表し、車内には木(レプリカ?)もあります。2両目は化石発掘現場をイメージしてアンモナイトなどの模型があります。高さが1メートルを超える恐竜のモニュメントが2両合わせて3体あり、とても電車の車内とは思えないです。車内では恐竜に関するクイズを出したり、探検隊の服を着た乗務員がおもてなしをしたりします。
運行ダイヤは福井発勝山行きの片道だけで、定員50人の予約制です。福井県立恐竜博物館の入場券とセットで発売するようです。冬季を除いて休日に運行し、夏休み中は平日にも走らせます。通常は1本、繁忙期には2本を走らせます。
なお、この「恐竜列車」、MC8000形となるようです。
(追記)
えちぜん鉄道の「恐竜列車」は7月15日から運行を始めます。8月31日までは毎日運行します(8月11日は除きます)。福井9:35発勝山10:30ごろ着の1日1便で、料金は一般4500円です(学生やシニアの設定あり)。「えちぜん鉄道一日フリーきっぷ」、勝山市内バス乗り放題、恐竜博物館常設展観覧料、「恐竜列車」特別料金がセットになっています。
予約はえちぜん鉄道の専用ホームページで行い、支払はクレジットカードで行います。
(参考:えちぜん鉄道ホームページ https://www.echizen-tetudo.co.jp/news/2023/04/2346852.html、https://www.echizen-tetudo.co.jp/news/2023/06/2395552.html、福井新聞ホームページ https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1754933、railf.jp https://railf.jp/news/2023/05/06/053000.html)
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