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117系引退へ

 瀬戸大橋線「マリンライナー」用を除いて国鉄時代につくられた車両がたくさん走っているJR西日本の岡山エリア。その岡山エリアに新型車両、227系が導入されるという話は以前にも書きましたが、この運行開始日が決まりました。

 その運行開始日は7月22日。あと2か月もしないうちに入るとは、結構早いです。当初は、山陽線岡山-三原間、瀬戸大橋線岡山-児島間、宇野線岡山-宇野間、伯備線倉敷-総社間で走りますが、順次拡大される予定です。

 そして、この227系導入に伴い、引退する車両が出てきます。それは、117系。定期列車としての運転を終了します。国鉄時代にライバルの私鉄に対抗しようと、2扉転換クロスシートという居住性の良さと俊足で売り出した車両で、京阪神の新快速から外れた後もJR西日本の各地で走っていましたが、とうとう定期列車から引退することになりました。227系にしろ、ほかの国鉄型の車両にしろ、3扉が主流なので、異端の2扉の車両は早く引退させたかったのでしょう。

 観光用列車の「WEST EXPRESS 銀河」が最後の117系ということになります。

(追記)
 7月29日のことですが、「おのみち住吉花火まつり」に伴う輸送力増強のため、117系が使われました。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230529_00_press_urara.pdf、railf.jp https://railf.jp/news/2023/07/31/092500.html)

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