鹿児島線、福岡地区でラッシュ時に6月1日から臨時列車
JR九州は西九州新幹線開業に伴うダイヤ改正で、利用者の多い福岡地区の列車の本数を減らしてきました。あまりにも減らしすぎ、混雑するようになったので、苦情が相次ぎました。
JR九州はようやく重い腰を上げました。6月1日から平日朝のラッシュ時に臨時列車を2本走らせます。当分の間運転する臨時列車は、下りが福間7:08発快速南福岡行き、上りが南福岡8:05発普通吉塚行きです。なお、これに伴い、4本の列車について、一部区間で時刻の変更があります。
7月1日にはダイヤの修正を行います。西九州新幹線では「かもめ3号」の長崎到着時刻を2分繰り上げ、また接続する長崎発佐世保行きの普通列車の長崎発車時刻を4分繰り下げることによって、乗り換えできるようにします。福間には新たに6本の特急が停まります。朝の小倉、大分方面と夕方の博多方面です。日豊線では快速が下曽根に停まり、また列車の順序を入れ替えることによって、西小倉で日豊線から鹿児島線に乗り換えることができるようにします。なお、今回のダイヤ修正では、列車の本数の増減はありません。根本的な解決ではないでしょうが、何もしないよりは良い、と言ったところでしょうか?
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/emergency/__icsFiles/afieldfile/2023/05/24/230524_fukuoka_rinji_1.pdf、https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/emergency/__icsFiles/afieldfile/2023/05/24/230524_daiyahennkou_1.pdf)
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Comments
混雑対策は重要だと思います。
確かに減少する需要に対して本数・両数を減らすのは正論です。
しかし需要が回復したときは利用者をを素早く取り込む必要があります。
将来の利用者を逃さないためです。
特に若い世代はダイヤ及び乗車時の快適性を重視します。またそれは意外と印象に残るものなのです。
JR九州はそこに気づいてほしいと思います。
Posted by: 奏(KANADE) | 2023.06.02 09:03 PM
奏(KANADE)さん、おはようございます。
* しかし需要が回復したときは利用者を
どう考えても利用者が増える見込みのない超ローカル線ならともかく、福岡近郊は今後とも経営していく路線です。
混雑を放置すれば短期的には利益は上がりますが、しばらくすると西鉄、バス、そして車に逃げてしまいます。そうなると損失です。
Posted by: たべちゃん | 2023.06.03 07:36 AM