JR北海道の車両の窓が見えにくいわけ
毎日同じ路線に乗るのならともかく、日ごろ乗らない路線の列車に乗ると、外の景色を見たくなります。ところが、JR北海道の列車に乗ると、外の景色が見えにくいことがあります。せっかく北海道の大自然を見たいのに、残念です。どうしてでしょうか?
窓の材質が特殊なのです。ポリカーボネートでできているのです。氷の塊やバラストで窓が割れるトラブルが相次いだため、約20年前に窓の材質をポリカーボネートにしました。このことによって割れるトラブルは解決しましたが、別の問題が出てきました。洗車時の水質や洗浄剤によって傷がつき、うろこ状の汚れになります。これを繰り返すことによって窓が曇りガラスみたいになってしまいます。
そもそも、ポリカーボネートの寿命が10~15年なので、窓を取り替えてから約20年経っていることを考えると、取替の時期を迎えているのかもしれません。
(参考:鉄道ホビダス https://rail.hobidas.com/rmnews/458749/)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 西武の「サステナ車両」は東急と小田急(2023.09.27)
- 北陸新幹線金沢-敦賀間の特急料金(2023.09.24)
「JR北海道」カテゴリの記事
- 北吉原の橋上駅舎が消えていた(2023.09.24)
- 宗谷線の比布、剣淵に特急停車(2023.09.03)
Comments