「S Work車両」が「ひかり」、「こだま」に
JR東海では現在、「のぞみ」の7号車を、モバイル端末等を気兼ねなく使用して仕事をすることができる「S Work車両」として設定しています。その「S Work車両」のサービスが拡充されます。
まず、「S Work車両」として使っている7号車の一部の席について、3人掛けの真ん中の席、B席にパーティションを設置し、A、Cの2席しか使えないようにします。テーブルも改良し、ノートパソコンが使いやすくなります。「S WorkPシート」です。10席が該当します。通常の3人掛けシートより、広く使えるようになります。この「S WorkPシート」も「エクスプレス予約」等で購入することができますが、3人掛けのシートを2人で使うため、少し高くなっています。通常の「エクスプレス予約」等で購入した場合の普通車指定席の1200円増しです。「S WorkPシート」は10月20日から導入されます(予約開始は10月18日から)。
同じ10月20日からは、「ひかり」や「こだま」でも16両編成で走るものについては、「S Work車両」が登場します(小倉-博多間のみの全車自由席のものを除きます)。こちらも予約開始は10月18日からです。
「S Work車両」については、ノートパソコン等を使いやすいように、全座席のリクライニングの角度を従来よりも小さくします。7月以降順次、整備します。また、「S Work車両」は「エクスプレス予約」等でないと買えませんでしたが、2024年春以降、「e5489」や駅の窓口等でも買えるようになります。値段は通常の普通車指定席の値段と同じです(「S WorkPシート」は追加料金が必要です)。
現在、N700Sの一部編成で「ビジネスブース」を試験導入していますが、N700S全編成に拡大します。10月1日以降、整備を終えた編成から順次使えるようになります。2024年度に整備は完了する予定です。なお、「ビジネスブース」は現在無料ですが、本格導入以降は有料となります。30分までは10分ごとに200円で、クレジットカードで払います。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000042666.pdf、JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230419_00_press_workplace.pdf)
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