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JR四国、8000系をリニューアル

 JR四国の予讃線特急、「しおかぜ」、「いしづち」で使われている8000系特急型電車。8600系はあるものの、それほど数は多くないので、8000系のほうが主力です。その8000系ですが、値上げのところでも書きましたが、リニューアルをします。2度目のリニューアルです。

 どのようになるのでしょうか? 客席にはコンセントを設置します。グリーン車と指定席は全席に、自由席は窓側に設けます。グリーン車は電動リクライニング、フットレスト、読書灯も備えています。照明はLED間接照明になります。座席のモケットデザインは、グリーン車は「四国の芳醇なめぐみ」、指定席は「柑橘」、自由席は「瀬戸内海」をイメージしています。トイレは洋式化します。全て洋式トイレになります。JR四国では初めてとなる、車椅子フリースペースの設置を行います。自由席の5号車に3つ設けます。

 外観も変わります。8600系と共通の配色で、瀬戸内の温暖な気候、愛媛の柑橘を表すオレンジのラインを車両全長にあしらい、香川のオリーブをイメージした窓下ラインのグリーンを加えています。8600系と配色を揃えることによって、岡山・高松から松山に向かう特急であることを明確にする色彩デザインとなっています。

 リニューアルされた8000系は2023年12月にS編成(3両編成で、主に「いしづち」用)、2024年8月にL編成(5両編成で、主に「しおかぜ」用)がそれぞれ1編成ずつ運行を開始します。その後は定期検査で多度津工場に入るときに合わせて、年間2~3編成の工事を行い、2027年度に全ての編成のリニューアルを終えます。
(参考:JR四国ホームページ https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/534f0c5052e5337fe0ed8ebb17100b761979856e.pdf、レスポンスホームページ https://response.jp/article/2023/05/22/371253.html)

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