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大井川鐵道、普通電車7本を客車で運行

 大井川鐵道の大井川本線は、SLなど一部の列車を除いて、電車で運転しています。電車と言っても、近鉄や南海などで活躍した古い車両なので、それはそれで価値があるものです。

 しかし、6月20~22日、27~30日、7月1~13日の合わせて20日間、夕方から夜にかけての普通列車が、客車で運転されます。普通運賃だけで利用でき、各駅に停まる列車が、電車ではなく客車で走るのです。国鉄時代ならよく見られた光景でしたが、それが令和の今、再現されるのです。

 客車で走るのは、新金谷16:10発(金谷-新金谷間は電車で運転)から新金谷20:44着(新金谷からは電車で運転)までの7本。新金谷発家山行きが1本、金谷-家山間が5本、金谷発新金谷行きが1本です。上下とも家山寄りからE101、スハフ43 2、オハフ33 469、E32の順で走ります。客車の両端を電気機関車でサンドイッチするのです。普通運賃で乗ることができますが(全車自由席なので、指定席料金も要りません)、ずっと乗り通すのならフリー切符を買う、という手もあります。一部の列車、区間を除いて、車内販売も行います。飲み物、菓子のほか、お酒、おつまみ、弁当も販売します。瓶ビールを買い、ボックスシートにある栓抜きで開けることもできます。ワンマン列車ではないので、車掌による改札もあります。車内補充券の発行もできます。

 なおこれらの客車列車は、通常の電車と同ダイヤで運転しますが、客車のため時間がかかるようで、終着駅の到着時間が最大5分ほど遅れる場合があります。夕方なので、通学客などで混雑することもあります。デッキや通路で立たざるを得ない場合もあります。扉付近の一部の座席は、定期券で利用している人の優先座席となっています。
(参考:大井川鐵道ホームページ https://daitetsu.jp/archives/event/showa_local)

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