羽田空港に常磐線特急乗り入れへ
都心と羽田空港とを直結するJR東日本の羽田空港アクセス線。2031年度開業予定のこの路線、起工式が行われ、本格的な工事は始まりました。
今回着工されるのは東京と羽田空港とを結ぶ「東山手ルート」と言われるもので、東京と羽田空港との間は18分で結ばれます。また、上野東京ラインを通って、東北線、高崎線、常磐線と結ばれます。羽田空港アクセス線には途中の駅がなく、新橋を出ると羽田空港までノンストップです。ただ、羽田空港のホームは1面2線ながら長さが310メートルもあるため、15両編成の列車が走ることができます。また、田町付近で東海道線から羽田空港行きの線路が分岐しますが、このあたりが一部単線になるため運転本数に制約が出て、1時間当たり4往復、1日だと72往復しか運転させることができないようです。
ところで、羽田空港に乗り入れる列車は何でしょうか? その候補に挙がっているのが、常磐線特急です。常磐線にはノンストップタイプの「ひたち」と主要駅停車タイプの「ときわ」が1時間に1本ずつ走り、原則として品川まで乗り入れています。「ひたち」になるか「ときわ」になるかはわかりませんが、このうち1本が羽田空港に乗り入れ、残り1本が品川発着になるとも言われています。東北線や高崎線にはそれぞれ新幹線がありますが、常磐線には新幹線がありません。それを逆手にとって、羽田空港に直通させるのです。
そうなると残り3本は東北線、高崎線、常磐線の普通列車になるのが順当なところですが、違う話も出ています。それは別記事で書くことにしましょう。
(参考:47NEWS https://nordot.app/1033619030790537315?c=648454265403114593、朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASR6255CYR5YUTIL01Q.html)
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