嵐電に「KYOTRAM」
嵐電には27両の車両がありますが、このうち、老朽化が進んでいるモボ101形6両(戦前生まれです)と301形1両の置き換え用として、新型車両を7両導入します。2024年度から2028年度にかけて導入します(2024年度に導入されるのは1両です)。
この新型車両、愛称は「KYOTRAM」です。外観は嵐電のイメージカラーである京紫色を基調としています。車両前後は曲線的なフォルムとなっており、古くからの路面電車や嵐電のイメージを重ねています。窓は大きく、沿線の風景をゆったりと楽しむことができます。
運行の安全性や安定性を向上させ、バリアフリーや他言語対応もできるようになっています。VVVFインバータ制御と回生ブレーキの導入により、1両当たりの消費電力量は、抵抗制御車両の約半分となります。なお、嵐電は2022年度にモボ2001形(VVVFインバータ制御車両)2両に対して回生ブレーキの追加工事を行っています。また2023年度には回生電力貯蔵装置を導入しています。
(参考:京阪ホールディングスホームページ https://www.keihan-holdings.co.jp/news/upload/230530_keifuku.pdf、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/126132)
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