JR九州、委託駅130駅の直営化を検討
駅の中には、切符の販売を子会社等に委ねているところがあります。JR九州もそのひとつです。
そのJR九州ですが、10月から委託駅のうち130駅をJR九州の直営にすることを検討しています。JR九州の駅は全部で571駅ですから、1/5以上が対象となります。博多の隣の吉塚や竹下も対象の130駅に含まれます。
駅業務を子会社等に委託するのは、コスト削減のため。それなのになぜ逆のことをするのかと言えば、駅業務の委託がコスト削減につながらないからです。委託駅では子会社等が切符の販売や清掃などを行います。しかし、専門性の高い現金の回収や列車の誘導などは別の駅からJR九州の社員が出向いて行います。子会社等が全てを行うわけではないので、逆に非効率になることもあるのです。
なお、これまで委託されていた子会社等で働いていた人については、JR九州本体に転籍させるようです。
(参考:KBCホームページ https://kbc.co.jp/news/article.php?id=10552120&ymd=2023-07-20)
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