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「朝課外」廃止で市電が混雑

 九州には「朝課外」というものがありました。実際の始業時間より前に授業を行うものでしたが、熊本県の県立高校では2022年度末で廃止されました。ところが、この「朝課外」の廃止が、別の問題を引き起こしています。

 それは、市電の混雑。これまで通学のラッシュと通勤のラッシュの時間帯が異なっていたので、ある意味分散されていましたが、「朝課外」が廃止されたことにより両方のラッシュが同じ時間帯になり、混雑が激しくなったのです。

 新型コロナウイルスの影響で熊本市交通局は平日の本数を2020年4月の230本から207本に減らしていますが、朝のラッシュ時は減らしていません。2分間隔あるいは3分間隔で、これ以上増やすのは難しいです。定員が1.5倍の3両編成の車両を投入する予定ですが、2023年度と2024年度で2編成ずつなので、劇的に緩和されるわけではありません。

 そういう意味では、「朝課外」でラッシュを分散させたのは、本来の意図ではなかったでしょうが、意味があったのかもしれません。
(参考:TBS NEWS DIG https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/555813?page=2)

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